パイロットライセンスの飛行訓練を実施する時には、飛行訓練前に航空身体検査専用の身体検査を受診しなくてはなりません。 この身体検査は、航空法で定められた身体基準に合格しているかどうかの審査になります。一般的な生活が送れる方や、車の免許を所持している方ならば問題なく合格します。 この身体検査の際、英語力審査も同時に行われます。身体検査と同時に医師から様々な質問をされます。 『あなたの身長、体重は?』、『何の目的で、どこから来ていつ頃まで滞在するの?』、『あなたの趣味について教えて下さい』、『母国語は何ですか?』、『アメリカに来た感想は?』等、どんな質問が来るかは分かりません。また、英語で書いてある本を読まされたりと、航空法に従い身体検査を受けに来た方の英語力を徹底的に審査されます。この時に、英語審査に対して満足な回答ができないと、『英語リミテーション』と言う限定がついてしまいます。この限定は、『この人は英語が一切分かりません』と言う意味で、これが付いてしまうと日本でパイロットライセンス書換えはおろか、アメリカのライセンス取得も難しくなります。ご注意を! そんな意味からもパイロットライセンスと英語は切っても話せない大切な科目です。 |